リンゴンベリーのアルブチンは、シミの美白効果が高いのは本当?
リンゴンベリーは北欧やカナダに多く自生しています。
コケモモと言った方が日本人には分かりやすいですが、日本のコケモモと違い、クランベリーのような小さな赤い実です。
リンゴンベリーには、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンEが豊富で、抗がん作用や肥満防止など様々な健康効果が報告されています。
厚生省で認定されている美白成分“アルブチン”が含まれていることで、美容業界でも知られるようになりました。
【アルブチンとは】
アルブチンは、メラニン色素を作り出すチロシナーゼの働きを抑え、シミを強力に予防する美白成分です。
肌は紫外線などの刺激を受けると、肌表面から肌の奥にあるメラノサイトへ情報を送り、メラノサイトの指令によって酸化酵素であるチロシナーゼが活性化します。
これによって作られたばかりのメラニンが、黒色のメラニン色素に変化します。
このしくみ自体は肌本来が持つ正常な防御作用で、ターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)が通常通り行われていれば、作られたメラニン色素は自然に排出されます。
ただし不規則な生活や加齢などの理由からターンオーバーが正常に機能しなかったり、遅れたりするようになると、メラニンが肌に残り、シミとなって表れます。
そもそもメラニンに作用するチロシナーゼの働きを抑えることができれば、結果としてできるシミや肌の黒ずみが予防できるわけです。
【リンゴンベリーの食べ方】
リンゴンベリーは食品としては酸味が強いためジャムに加工されるのが一般的です。
そのままパンに塗ったり、ケーキやタルトに使ったり、アイスクリームに添えるなどします。
本場のスウェーデンではジャムをミートボールにつけて食べるなど、お肉との相性も良いそうです。
砂糖を避けたい、という場合は冷凍のものを上手に利用すると良いでしょう。
【美白化粧品としてのリンゴンベリーのアルブチン】
リンゴンベリーのアルブチンは、化粧品や飲む日焼け止めなどに配合されています。
アルブチンにはリンゴンベリーやなしなど天然の植物から抽出されたβ-アルブチンと、人工的に合成されたα-アルブチンがあります。
α-アルブチンの方が効果が高いとされていますが、安全性において不安定とされています。
すでにできてしまったシミに対しては、ビタミン等他の成分でケアする必要があります。
アルブチンの効果は予防なので、紫外線が強くなる少し前の季節から利用するようにしましょう。
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その後4時間から6時間くらい紫外線カットしてくれます。
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